住まいづくりのコンシェルジュ
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住まいの印象はフローリングで決まる!低予算で床の模様替え
「住み慣れた家が古く感じてきた…」そう感じたらフローリングのリフォーム時期かもしれません。
室内の広い面積を占めているフローリングは、色や素材を一新するだけで、空間の印象を大きく変えることができます。そこで、低予算でできる床の模様替えについてご紹介します。
コストパフォーマンスに優れた複合素材
フローリングは、無垢素材と複合素材に大きく分けられますが、今回は一般的に主流とされている複合素材の特徴とおすすめポイントをみていきましょう。
複合素材とは、基材となる合板の表面に化粧材を張り合わせたものです。化粧材には、薄く削った天然木を張り合わせる単板タイプや、樹脂やオレフィン、紙など特殊なフィルムに木目柄を印刷して張り合わせるシートタイプが使用されます。
コストパフォーマンスでおすすめなのはシートタイプです。単板タイプより低価格でありながら、その質感は本物の木と見分けがつかないほど高性能です。
また、薄い素材なので既存のフローリングの上に貼り付けが可能なため工期も短く、リフォームにも最適です。
簡単、手間いらず
シートタイプは無垢素材にある、ひび割れ、ささくれ、反りなどが無く、基材の硬度が高いため凹みも生じにくいとされています。
また、フィルムが汚れや水分をはじいてくれるためシミになりにくく、ワックスをかける必要もないので、お手入れも簡単です。
豊富なバリエーション
シートに印刷されるのは木目柄だけではありません。石目や抽象的な柄なども印刷できるので、お部屋のイメージに合わせて選べます。
色選びで失敗が少ないのはドアとフローリングを合わせること。空間の色が統一されスッキリとした印象になります。濃淡の特徴も捉えておくと、より良い選び方ができるでしょう。
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濃い色
低価格なシートタイプでも重厚感のある大人な空間に。アジアンテイストや、クラシックな雰囲気が合います。
ただしホコリなどの汚れが目立つというデメリットも覚えておきましょう。 -
淡い色
明るさや開放感が生まれ、北欧スタイルやナチュラル、モダンな雰囲気が合います。
少々お掃除をさぼってもホコリ汚れが気になりません。
ただし淡い色は、組み合わせによっては安っぽく見えてしまうこともあります。 -
中間色
家具の色に合わせることで、居心地が良くセンスの良い雰囲気に。最も飽きない組み合わせと言われています。
ただし色選びを誤るとまとまりのない印象になることも。家具の色としっかり合わせておきましょう。
このように、低予算で家のイメージを一新したいとお考えの場合は、シートタイプのフローリングがオススメです。
好みに合わせて最適な色を選び、居心地の良い空間を演出されてみてはいかがでしょう。
フローリングのリフォームをご検討の方は、2013秋冬カタログをご参照ください。
公開日:2014年01月22日
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