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より良い住まいを作るために。建材の歴史を基礎からおさらい!

公開日:2014年03月06日

より良い住まいを作るために。建材の歴史を基礎からおさらい!

一万年前に氷河期が終わり、食物が探しやすい豊かな自然に恵まれるようになってから、人類は遊牧するのをやめ、一定の場所に落ち着いて住居を定めるようになりました。
洞穴を寝床にし、動物の皮でその場しのぎの住まいを作るのをやめ、耐久性のある材料で長持ちする住居を建てるようになったのはその頃からです。
やがて工業、科学技術が進化し、木、レンガ、石からコンクリート、鉄と進化してきた住宅建材。今回はちょっと趣向を変え、人類が住居に使用してきた耐久性のある5つの建材をご紹介します。

  • 静岡の登呂遺跡に代表されるように、木は太古より主要な住宅建材として使用されてきました。その性質は湿気に弱いため腐敗しやすく、さらには虫食いの被害を受けやすい欠点があります。
    しかし中には、法隆寺のように8世紀から存在する建造物もあるため、一概に耐久性がない建材とは言えません。
    現代では、木はログハウスやツーバイフォーのように主要な建材に使われるときもありますが、合板、集成材など他の建材に混ぜて使われる部材として使用されることも多く、現代建築においても主要な建築資材となっています。

  • レンガ

    レンガは、シュメール人に発明されて以来、ローマのパンテオンや中国の万里の長城など古代のさまざまな建造物に使用されてきた建材です。
    初期のレンガは、沈泥を日干しした粗雑なもので、形が均一でない上に雨に弱い欠点がありました。現代では、この種のレンガは乾燥した気候の国々では使用されていますが、耐久性および耐火性の高い高温で加工されたレンガが多くの国で使用されています。

  • 石は石器時代に人類が住居の覆いを固定するために使って以来、太古よりずっと使用されてきた建材です。
    現代ではより安価で効率のよい建材が開発されたため、以前ほどは使われなくなりました。しかし、石はその美しさからまだ根強い人気があり、デザイン性を重視した建築物などに使用されています。

  • コンクリート

    コンクリートの歴史を語るには、何百年も遡る必要がありますが、引張強度(一定方向に引っ張られたときに断裂せずに耐える限界の強度)を高める性質があることが発見されたのは1860年のこと。コンクリートが普及したのはそれからです。
    20世紀に入り、コンクリートはプレキャストコンクリート(現場で組み立て・設置を行うために、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品)やプレストレストコンクリート(あらかじめ応力を加えたコンクリート材)に進化し、建造物を構築する際に極めて重要な建材となっています。

  • 高い建造物を構築する際には、重量を支える骨組みが必要です。そこで必要になったのが堅牢な住宅建材です。
    鋼鉄は、骨組みとしてコンクリートに埋め込むこともでき、それ自体を土台とすることも迅速かつ簡単にできるため重宝しました。鋼鉄の技術がなければ、人類は建造物を構築するときに直面する様々な課題をクリアできなかったことでしょう。

家族が憩う、住みよい住環境を求めて

5つの建材について歴史を振り返ってきました。
木材や石が太古より使われてきた建材であることは知っていても、コンクリートやレンガなど、意外な建材が古い歴史を持っていることに驚かれた方もおられたのではないでしょうか?
このように、私たちは過去も現在も居心地の良い住宅づくりのために、あらゆる建材を模索し続けてきました。
古の時代に思いを馳せ、家族が憩う住環境を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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