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今から備える高齢者にやさしい家づくり

公開日:2014年03月20日

今から備える高齢者にやさしい家づくり

いまや公共施設においては必須、言葉としてはすっかり定着した「バリアフリー」。ところで一番身近な場所、住宅はどうでしょうか。

家を建てる年代層は20~30代が多いため、なかなか老後の生活が想像できず、家をあらかじめバリアフリーにするという考えにはなかなか結びつかないようです。

これからどんどん進む高齢化社会。住宅の長期優良化が進み、耐久性も延びてきている今、その必要性が求められています。

今回は家を新築、リフォームする際に役立つバリアフリーのポイントをご紹介します。

まずは段差をなくすことから

バリアフリーの基本は「段差の解消」です。ドアの敷居などの段差は、小さなお子様や妊婦、お年寄りがつまずく原因ともなり、とても危険です。将来、車いすの生活を余儀なくされた場合も考えると、段差はできるだけ作らないことをおすすめします。

ドアは敷居のない有効開口幅が80cm以上のものを使用しましょう。空間を有効活用できる引き戸は、床面にレールのない吊り戸にするとよいでしょう。
段差を解消できるだけではなく、床材がひと続きになり、空間に広がりが生まれます。

和室は通常だと洋室より数センチ高くなっていますが、施工時に床を下げることで、段差を解消できます。 また、床暖房を導入する場合は、和室と洋室の段差をなくすということも考慮しましょう。

動線を考えた家づくり

バリアフリーで一番重要ともいえるのが「動線」です。いざ、バリアフリーが必要になった時に間取りを変えるのは、莫大な工事費がかかります。そのためにも新築時や、大きなリフォーム時にしっかりと考えておきましょう。

高齢になったとき、「自分でできることは自分でやる」というモチベーションはその後の人生を豊かにしてくれるはずです。
そのためにも、動線はシンプルに、リビングとキッチン、ユーティリティスペース、洗面所やお風呂、トイレまで短い距離でつながっているのが理想的です。動線が良く考えられた家というのは、高齢者のみならず、忙しい主婦にとっても非常に使い勝手がよいものです。

また、トイレは寝室に近い場所にあるのが理想です。2階建て以上の家は、1階に。今は2階が主寝室となっているご家庭も多いと思われますが、将来的に寝室として使える部屋が1階にとれるようにしておくと安心ですね。

今から備える老後の安心

階段など建築基準法で義務付けられている手すりの設置場所のほかに、将来的に玄関やトイレなど、手すりが必要となる場所があります。そのような場所には、あらかじめ補強下地を入れておくことをおすすめします。

また、高齢者にとって重要なのが「照明」です。夜中にトイレに起きたときなど、転倒防止のために、人感センサーのフットランプがあると便利です。電気配線などの計画は、将来を見据えて行いましょう。

バリアフリーの家は高齢者のみならず、家族全員にとってやさしい家といえます。「将来必要になるから」ではなく、今から「快適で安全な家を」という意識で、バリアフリー住宅を検討されてはいかがでしょうか。

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