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めざせ、太陽光発電住宅!クリーンエネルギーの未来

公開日:2014年06月02日

めざせ、太陽光発電住宅!クリーンエネルギーの未来

2011年3月、未曾有の被害を出した東日本大震災以降、節電の意識が高まった日本。その影響もあり、太陽光発電導入率もますますアップしてきています。
一方、イタリアでは2011年に原子力発電の再開の是非を問う国民投票を行い、政府の原発再開計画が否決されました。

今回は日本とイタリア、それぞれのクリーンエネルギーへの取り組みと普及についてご紹介します。

太陽光発電のメリット

太陽光発電の中心となっているのが「太陽電池」です。この、太陽の光を吸収し、直接電気に変換するシステム最大の長所は、CO2を排出しないクリーンエネルギーということです。
温暖化対策への取り組みが世界規模で行われている今日、このクリーンエネルギーに期待が高まっています。

もうひとつのメリットは、ほぼ永久にエネルギー源として使用できるという点です。今までの化石燃料中心のエネルギー情勢は限界を迎えつつあり、渇化、環境負荷の増大が懸念されています。

太陽光発電は、これらの代替エネルギーとして、今後ますます改良されていくことでしょう。
また、発電した電力を、電力会社に売ることができるので、経済的に電力を運用することが可能です。
震災後、エネルギー問題に直面した日本は、クリーンエネルギーの導入面でリーダーシップを取ることが期待されているのではないでしょうか。

クリーンエネルギー計画に立ちはだかるイタリアの景観法「ガラッソ法」

所変わってイタリアでは、日本にはない特殊な問題が浮上しています。
「欧州2020」の目標達成に向かい、イタリアでも太陽光発電の導入が行われ、既存の建物、新築のアパートへの設置が盛んに行われるようになりました。しかし、そこに立ちはだかったある法律が、現在、問題となっています。それは「ガラッソ法」という景観に関する法律です。

文化環境財省政務次官でこの法案を推進した、歴史学者で政治家のジュゼッペ・ガラッソ(Giuseppe Galasso)の名前に由来するこの法律は、海岸線や湖、河川、山岳の風景を守ることを目的に、1985年に制定されました。

これにより、建物を修復や、新築の際には厳しい審査が行われるようなりました。イタリアの街を印象付けているオレンジ色の瓦屋根の上に乗せる太陽光パネルに、なかなか申請が下りないという状況が現在問題となっています。

景観を損なうことなくクリーンエネルギーを生み出すために

この問題に立ち向かうべく、近年ではデザイン性に優れたさまざまな太陽光発電用のパネルが登場しています。

太陽光パネルを屋根の上に設置するという概念から離れ、瓦型、スレート型といった屋根材一体型の商品、その他にもモザイクタイル風のサイディングや日よけルーバー一体型、最新のテクノロジーを駆使した発電する窓ガラスなど、景観を損なわずに発電できるシステムに期待が寄せられています。

こういった景観を維持しながら環境保全にも一役買ってくれる、デザイン性に優れたパネルが普及すれば、日本の住宅への導入率もさらに高まることでしょう。新築、リフォームともに需要が高まる一方なので、さらなる開発が期待されます。

日本における太陽光発電の未来

日本では、2014年4月からの消費税率引き上げに伴い、家計への圧迫が懸念されています。そういった面でも、ランニングコストが安い太陽光発電の需要はますます加速していくと予測されます。

しかし、経済産業省資源エネルギー庁は、「住宅用太陽光発電導入支援補助金」の受付を今年3月末で締め切ることを発表。
この発表は消費税増税前のマイホーム建設駆け込み需要にさらに拍車をかけたのはいうまでもありません。

確かに補助金の締め切りは痛手ではありますが、10年、20年と長い目でみたとき、太陽光発電がいかに経済的であるかは如実です。

日本の未来のために、国が新たな制度や対策に尽力することは当然といえますが、初期投資が高額になりがちな太陽光発電システム。今後はいかに価格を抑えられるか、企業努力が求められるようになるでしょう。

そしてなにより、電気のムダ使いなど、一人ひとりのエコに対する意識をより向上させることが大切です。
小さな積み重ねがやがて日本の、地球の未来を守ってくれるのではないでしょうか。日々の節電も忘れずに心がけましょう。

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