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見上げた天井にもこだわりを!用途に合わせた素材を選ぼう

公開日:2014年10月09日

見上げた天井にもこだわりを!用途に合わせた素材を選ぼう

内装材を選ぶとき、見落としてしまいがちなのが「天井材」です。クロス仕上げで……と、なんとなく決めてしまったという場合がほとんどではないでしょうか。
素材によって断熱性や、吸音性、そしてなにより見上げたときのイメージが違ってきます。今回は天井材の種類や、その性能、用途にあわせた選び方をご紹介します。

天井材の種類

一口に天井材といっても、その種類はたくさんあります。一般的なのは、「湿式工法」の左官仕上げと吹き付け仕上げ、「乾式工法」にはビニールや紙の壁紙で仕上げるクロス仕上げがあります。また、化粧合板などをそのまま仕上げ材とする「木質系」、石膏ボードやロックウール板で仕上げる「無機質系」もよく採用されます。

商業施設でよくみられるのはアルミやステンレスパネルを使った金属系の材質です。続いて施工法をみていきましょう。

湿式工法

かつては日本住宅の壁や天井材として一般的だった湿式工法。コンクリートや漆喰や珪藻土など、水を混ぜた材料を乾かないうちに使用して施工する方法です。乾燥に時間がかかるため工期を要しますが、つなぎ目のない美しい仕上がりが特徴です。

最近はクロスの人気に押され、見ることは少なくなっていますが、ヨーロッパでは漆喰やモルタルや珪藻土を使い、現在もよく用いられています。この工法のメリットは比較的自由に天井の形状をかえられることです。例えば天井と壁の角に丸みをだしたり、石膏で型抜きされた天井飾りを取り付けたりすることができ、天井で空間にメリハリを付けることが可能です。

漆喰は自分で何度でもペンキの塗り替えが可能なので、模様替えの際に天井の色も変えることができます。石膏ボードを下地材として、左官仕上げすることもできます。

クロス(乾式工法)

外壁材や合板などを現場で取り付ける工法で、現在の住宅の内装でもっともポピュラーなのがクロスです。材質はビニール、布、紙とさまざまです。

日本で主流となっているビニールクロスは、比較的安価で耐久性もあり、掃除がしやすいなどの利点があります。表面に凹凸をつけたエンボス加工や発泡加工されたものなど、種類も豊富です。布クロスはレーヨン、麻、絹などを平織り、綾織りしたのもので、高級感を出すことができますが、埃を寄せ付けやすいので頻繁なメンテナンスが必要です。

ここ数年、日本でも注目されはじめてきた輸入壁紙。その材質はほとんどが紙です。紙という自然素材が音を吸収し、呼吸する素材であることから、環境や健康にも害がないので注目されています。豊富なデザインも人気の理由です。

木質系

和室などによく用いられています。天然木としては杉やヒノキ、松などが一般的です。天井の形状も竿縁、格縁、フラット仕上げとさまざまなかたちに対応できます。木がもたらすぬくもりのある空間は、和室のみならず、フローリングの床にも合わせやすい素材です。吸湿性や断熱性にも優れています。

進化する天井ボード

一般的な住宅に使用されるクロス仕上げは、吸音性に乏しいので、音が反響してしまうという欠点があります。吸音性を重視するなら、ロックウールがおすすめですが、凸凹した表面は、デザインを損ねるという欠点も。

このように天井材といってもそのデザイン、機能はさまざまです。アレルギーに対する配慮が必要な方はできるだけ天然の素材を選んだほうがよいでしょう。

壁面と違い、つい適当に選んでしまいがちな天井材ですが、マイホーム購入やリフォームの際には部屋の用途や床材、壁紙とのデザインに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

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