住まいづくりのコンシェルジュ
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食卓に、リビングに。キャンドルを使ったロマンチックな空間づくり
欧米では、電気の代わりにキャンドルを効果的に使って空間を演出します。それは食卓だけのことではありません。玄関先やテラス、キッチンカウンターなど、場所や状況に合わせてキャンドルを飾り、ゆらめく炎の灯りを楽しんでいます。
キャンドルを上手に取り入れ、ロマンチックな雰囲気を味わってみませんか?キャンドルの灯りだけで食前酒を楽しんだり、間接照明との合わせ技でリラックス空間を演出したり……。日が長くなる夏の夕暮れを、キャンドルの灯りとともに楽しむ方法をご紹介します。
キャンドルを使った空間演出のアイディア
色や形、サイズだけでなく、アロマ入りなど、さまざまな種類のキャンドルがありますが、使用する際には基本的なルールがあります。
香りのあるものは食卓には不向きです。アロマの香りとキャンドルの炎のゆらぎがリラックスした気分を誘うので、バスルームや寝室におすすめです。高さのあるものは人の目線に合わせて飾ると安定感が出ます。小さなものはいくつかまとめてひとつのキャンドルフォルダーに入れると、光の束となり、明るさを強調することができます。
規則的に置いて楽しむ
壁沿い、階段、廊下、カウンターなど、縦のスペースがとれる場合、同じサイズのものを等間隔に置いていきます。キャンドルの美しい光のラインが規則的な陰影を作り出し、空間の広がりを感じさせてくれます。足元に置くときは、カンデラタイプや深めのキャンドルフォルダーを利用するなど、安全面への配慮をお忘れなく。
食卓やリビングで楽しむ
食卓やリビングで使うキャンドルはインテリアにもなります。暗く感じる場合は、間接照明と併用しましょう。食器の邪魔にならないよう、キャンドルスタンドで高さを出すとよいでしょう。
水と炎の相乗効果を楽しむ
大きめの器に水を張り、小さめのキャンドルをいくつか浮かべます。水に揺れるキャンドルは、テーブルにちょっと触れたりする程度の振動で揺れて動き出します。不規則な灯りの動きや、水に映る炎のゆらぎはみているだけで和むことでしょう。
グラスを利用して目線に合わせる
ワイングラスにひと工夫すると、小さなキャンドルも目線の高さになり、見映えがよくなります。 ふちの部分に2本の針金を十字にクロスさせて置き、中心を、キャンドルの形に合わせてくぼませます。そこへキャンドルを設置すると目線の高さになり、食卓にやわらかな光をもたらします。グラスの中に季節の小物や花を入れると、華やかなキャンドルフォルダーにもなります。
外に置き、家の中から眺めて楽しむ
夕闇のなかに揺らぐ炎を、窓越しに眺めてほっとひと息……そんなリラックスタイムはいかがですか? テラスやベランダなどにキャンドルを置いて、家の中から眺めて楽しみます。庭の木やフェンスの柵、ラティスにひっかけるのもおすすめです。 屋外は風があるので、カンデラタイプなど風を避けられるキャンドルフォルダーに入れましょう。
安全に楽しむための注意点
キャンドルは裸火です。カーテンのそばに置かない、倒れたときにすぐフォローできるように近くに誰かいるようにするなど、安全な状況を確保しましょう。また、キャンドルは必ずフォルダーに設置して使ってください。ロウ自体に発火性はありませんが、高温に弱い素材のものが下にあると焦げつく可能性があります。
キャンドルを上手に取り入れ、ロマンチックな毎日を
キャンドルに灯る炎のゆらめきは、リラクゼーション効果もあるとされています。食卓をはじめ、さまざま場所にキャンドルを置いて、ロマンチックな空間を演出しましょう。その際は火の扱いには十分すぎるほど気をつけ、安全にキャンドルのある暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
公開日:2014年11月06日
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