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鬼門にトイレはNG?「風水」で考える、運気を上げる間取り

公開日:2015年05月07日

鬼門にトイレはNG?「風水」で考える、運気を上げる間取り

日本では元来、設計図を引くときには東西南北に図面を合わせ、鬼門、裏鬼門を意識した家相による家づくりを行ってきました。そこには占い的な要素だけでなく、物理的に有効な生活の知恵があったようです。また、中国では風水を意識した家づくりが、今でも一般的に行われています。

そこで今回は、運気を上げる家づくりについて、日本古来の家相、中国伝統の風水の視点でまとめてみました。当たるも八卦当たらぬも八卦。間取りに悩んだときに、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

鬼門と裏鬼門

家相でいうところの鬼門は北東、裏鬼門はその対極にある西南です。この2つの方角は、邪気が入り込みやすい、気が淀みやすいといわれ、昔から忌み嫌われていました。たとえばトイレをこの方角に置くと健康に影響がある、玄関を配せば悪い気が入ってくる、などの説です。

日本と中国の違い

中国の風水は、この2カ所だけにとどまらず、それぞれの方角に意味を持たせたものです。そこでの鬼門・北東は、巧みな戦術で絶えず中国に攻めてくるモンゴルの騎馬民族がいた方角です。忌み嫌うものが来る方角が転じて、風水としての鬼門と意味づけられるようになったとの説もあります。

これが日本に入ってくると、次第に鬼門と裏鬼門だけが取り上げられるようになっていきました。南北に長い日本は、京都の朝廷を中心にすると、絶えず北東と西南からの侵入や攻撃を意識することになります。ここだけが悪い方角として定着したのは、自然のなりゆきと考えられます。

鬼門にトイレはNG?

さて、鬼門にトイレは置かないとよく耳にしますが、単なる迷信とも言えず、実は合理的な理由があります。

北東の方角は日が当たらず、家の中でも空気の淀みやすい場所です。1年中じめっとしていて冷えるため、衛生的にも良くない環境であることがその理由です。
昔の日本は今のような水洗トイレではなく、気密性も低かったので、その影響は顕著だったと考えられます。そのため、「北東=鬼門」にトイレはNGということになったのでしょう。

家相と風水

家を建てる際に、昔の日本では重要視された家相ですが、最近の住宅事情を考えるとそればかりを気にしていては間取りが決まりません。住宅設備の性能も上がり、換気や空調システムも整った現代の家づくりにおいて、物理的な意味合いから編み出された家相の知恵は薄れつつあるともいえます。
それでも風水の人気は根強く、大切に考えられている方もいらっしゃることでしょう。ここでは、一般的な風水としての方角をみていきましょう。

玄関

玄関は鬼門と裏鬼門を避けるのがベストですが、難しいようでしたら、玄関に花を飾るなど、いつも美しく整えておきましょう。また、鬼門、裏鬼門の方角に向けて、鏡を飾るのも良いとされています。入ってきた悪い気を鏡で跳ね返したり、逆に吸い込んでしまったりするイメージです。

主寝室

北、東、南西などが良いようです。静かに落ち着いて休むことのできる方角で、鋭気を養うことができます。また、風水では北枕は吉。北から南へ向けて「気」が流れていると考えられるため、良い気が入りやすいといわれています。

リビング

南東や南の明るい場所が風水的にも吉です。家族のコミュニケーションが活発になり、居心地の良いスペースになります。

ダイニングキッチン

東や南東が吉です。風通しを良くして、明るくすれば食事も楽しく、家族の健康の源となるでしょう。

トイレ・バスルーム

風水では水回りは不浄の場所であり、吉方といえる方角がないようです。しかし、北東を避け、風通しの良い場所を選べば良いと考えられています。湿気がこもらないように、窓を設置する、換気設備を整えるなどの工夫をしましょう。

あくまでも風水、こだわりは適度に

風水は、いわゆるひとつの考え方です。常識的に考えても、リビングは日当たりの良い明るい場所が好まれますし、水回りは湿気がこもりやすいのでそれ相応の対策が必要です。 風水の考え方を取り入れながらも、こだわり過ぎず、間取りを考える際の参考のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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