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パントリーと床下収納はどちらが効率的?キッチンの収納を考える

公開日:2015年04月02日

パントリーと床下収納はどちらが効率的?キッチンの収納を考える

家事の中枢エリアとなるキッチンには、調理台のほか、カップボードやストック食材の収納など、さまざまな機能を持たせる必要があります。そこで今回は、物にあふれがちなキッチンの整理整頓に役立つ、「パントリー」と「床下収納」についてご紹介します。

タイプ別にみるキッチン収納

キッチンの収納は、大きく分けて「カップボード」「床下収納」「パントリー」があげられます。カップボードはいわゆる「食器棚」といわれるもので、システムキッチンを導入する際、同じラインで揃えられる方も多いようです。棚の高さを変えられることが多く、高い位置の収納は電動式で棚が降りてくるなど、さまざまな機能が展開されています。
今回、焦点を当ててご紹介するのは、おもにストック食材などを収納する、昔ながらの「床下収納」と、近年注目されている「パントリー」です。それぞれの特徴をみていきましょう。

床下収納の特徴

キッチンの床下の一部を有効活用できる「床下収納」。一般的なサイズは幅600mm、奥行き600mm、高さ470mmとなります。床材と同化したフタタイプの開口となり、キッチンのほか、洗面所、点検口などに用いられます。

メリット

・新しくスペースを確保することなく、収納スペースを増やすことができる。
・使用頻度の低い調理器具や非常食などの収納に最適。
・人目にあまり触れさせたくないものなどの隠し場所として利用できる。

デメリット

・床に膝をついて出し入れしなければいけないため、腰や足に負担がかかりやすい。
・湿度や温度が一定に保ちにくい。
・奥行きがあるので何を収納しているのかがわかりにくい。

パントリーの特徴

パントリーとは、「食糧庫」と訳されることが多い収納スペースです。ホテルでは食器やカトラリーの収納場所を指します。一般住宅では、キッチンの近くに別室を設けるスタイルが人気です。ウォークインクローゼットのキッチン版といえばわかりやすいでしょう。

メリット

・広い収納スペースが確保できる。
・壁面に棚が設置されているため、何があるかを把握しやすい。
・室内とひと続きとなるため、室内環境とほぼ同じ室温、湿度が保たれる。

デメリット

・一定のスペースが必要となるため、空間に余裕がないと設置ができない。
・デッドスペースになりがち。
・家の構造上、配置できないこともある。

何を入れてどう活用する?目的と要用途を明確に

収納スペースをどんなタイプにするのか、大切なのは目的と用途です。キッチンの収納は、カップボードで十分という方はあえて収納スペースを設ける必要はありません。念のためというのであれば、床下収納で十分でしょう。
反対に、食料庫以外にも納戸としての活用や勝手口を設けるなど、多目的な用途で使用したいという方は、パントリーがおすすめです。室内と同じ環境下となるため、食料はもちろん、温度変化に弱い食器やハーブなどの植物の越冬にも最適です。

キッチン収納はライフスタイルで選ぼう

キッチンの収納は、ライフスタイルにあわせて選ぶことがポイントになります。戸棚、床下収納、パントリー、それぞれのメリットとデメリットを考えて、理想的な収納を決めていきましょう。家の構造上難しい場合もあるので、事前にしっかりと確認してから設置を検討してみてはいかがでしょうか。