住まいづくりのコンシェルジュ
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グリーンをもっと楽しもう!住まいを爽やかに彩る緑のある暮らし
住まいのインテリアのひとつとして、観葉植物を置かれている方も多いことでしょう。グリーンのある暮らしは空間を爽やかに彩るほか、癒しをもたらす効果があります。室内のグリーンインテリアに活躍するのは観葉植物だけではありません。天井や照明、壁に配することでさらに印象的な空間を演出することができます。また、お庭には思わず素足で歩きたくなるような芝はいかがでしょうか。難しいと思われがちな芝もコツを覚えれば意外と簡単に育てることができます。
今回は、ご家庭をいろどるグリーンについてご紹介します。
グリーン計画はトータルで考える
グリーン計画成功の秘訣は「空間をトータルで考える」ことです。新築、リフォームならグリーンが映えるよう、壁や床の色を検討されるのもよいでしょう。また、置き場所にニッチや棚をあらかじめ設けておくのもおすすめです。既存の住宅の場合も、どこにどんなグリーンをいくつ置くかをイメージすることで空間に統一感が生まれます。
使い勝手のいいツタ植物
メインとなる植物をひとつ決めることからはじめましょう。おすすめはパキラやモンステラなど比較的背の高いグリーン。存在感があり、なおかつお手入れが簡単というのがその理由です。グリーンをもっと楽しむならそこに「ツタ植物」を加えてみましょう。さまざまな種類のあるアイビーはお手入れもしやすく、とても丈夫なのでぐんぐん育ってくれます。上や横の目線から観賞できるハンギングを吊るすだけでもかわいらしいアイビーですが、さらにセンスの良さを感じさせるアイディアをご紹介します。
木漏れ日のようなやさしい光を演出
インテリアアイテムの照明と緑のコラボレーションはいかがでしょうか。シーリングライトやベンダントライトにツタ植物などの緑を這わせると、まるで木漏れ日のようなやさしい光が空間を包みます。照明を使用しない時間帯でも天井にある緑は存在感を放ち、リラックス空間を演出。ただし、照明は熱を発するため、使用する植物はフェイクグリーンがおすすめです。最近では、照明とフェイクグリーンが一体化した商品も市販されているので、お部屋の雰囲気に合わせて選ばれてはいかがでしょうか。
立体感のあるツタ使い
飾り棚として使用されることが多いニッチ。壁にボックス型の棚を取り付け、洋書やキャンドル、アクセサリーなどを置くのもステキです。そんなニッチや棚をツタ植物で満たしてみませんか?
すでにハンギングバスケットなどを置き、風に揺れるツタ植物を楽しんでいる方もいらっしゃることでしょう。ここでご紹介するのは、ニッチや棚を「鉢」としてそのまま使用するアイディアです。横幅にすっぽりはまる鉢を用意し、アイビーなどのツタ植物をはみ出さんばかりに植えていきます。すると、まるで壁から飛び出したかのような立体感のあるインテリアに。アイビーは生育が良く、どんどん伸びてくれるので鉢があっという間に隠れ、魅力的な空間を演出してくれます。
素足で歩きたい、フワフワな芝生のある庭
欧米では青々とした芝が敷き詰められた庭をよく目にします。お手入れが難しいとされる芝ですが、下地づくりや水やりのタイミングさえ覚えれば、以外と簡単に楽しむことができます。
下地づくりのコツ
美しい芝をつくるには、下地となる土がカギとなります。雑草は土を掘り起こし、根ごと取り除くようにしましょう。また、土質に合わせて土壌改良材を混ぜることで丈夫な芝が育ちます。
芝を張る時期
芝は、園芸店やホームセンターなど購入することができます。張る時期は梅雨前の4~6月が適しています。湿度、温度が共に整った季節を選びましょう。
美しい芝の張り方
芝はまっすぐに張ることで美しさが映えます。張る前に目安となるビニールテープなどを張っておくとよいでしょう。購入した芝は、1枚1枚丁寧に敷き詰めてきます。
お手入れ方法
芝生は多湿でも乾燥しすぎてもうまく育ちません。水やりの量や時期をしっかり心得ておけば、あまり神経質にならなくても大丈夫です。芝の葉が巻きはじめたら水やりの合図です。表面だけではなく、土の中にまで浸透するよう、たっぷり水をあげましょう。
環境に合わせて植物を選ぼう
室内、屋外問わず、植物の生育には環境が重要になります。お住まいの地域や室内環境に合わせて植物を選ぶようにしましょう。また、プランツコーディネーターによるプロのアドバイスを受けることもおすすめです。季節に合わせて適切な処置をしてくれるので、植物を枯らさず楽しむことができます。グリーンをセンスよく取り入れて、いろどりある暮らしをお楽しみください。
公開日:2015年02月19日
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