住まいづくりのコンシェルジュ
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パーキングエリアと建物の調和を取って好印象な家づくり
車を停めるスペースは、一般住宅、商用施設ともに大切な場所です。外観やエクステリアと調和のとれた駐車場は、統一感が生まれ、好印象を与えます。そこで今回は、調和がとれたパーキングエリアのつくり方をご紹介します。
同じ建材を使ってデザインに一体感を
住宅や商用施設の駐車場としてよく用いられるのが「コンクリート舗装」です。強度が高く、コストも比較的抑えられるのがその理由です。ところが、コンクリートを一面に敷きつめただけの駐車場では、建物やエクステリアとマッチしないこともあります。
例えば、建物に木目調の素材を多用し、レンガ塀で、門まわりは石貼り……という住宅やレストランだったらどうでしょう。駐車場の舗装がグレー一色のコンクリートだと、そこだけ寂しく感じられるかもしれません。
そこでおすすめなのが、門や塀に使った同じ建材を、駐車場のデザインに取り入れるというアイデアです。
タイヤが乗る場所には石材がおすすめ
門まわりにベージュ系の乱形石を使用したとします。それと同じ石材を駐車場の一部(道路との境など)にも敷きます。残りの部分はコンクリートを流します。すると、駐車場と門まわりのデザインにつながりが生まれ、コンクリートの無機質な雰囲気を取り除いてくれます。乱形石は一部にのみ使用するのでコストも抑えられます。駐車場内のタイヤが乗る部分には、強度が高い石材を敷くのがおすすめです。
タイヤが乗らない部分には石材以外もOK!
中央や奥のほうなどタイヤが乗らない部分には、石材より強度の低い素材を敷くこともできます。レンガ塀やタイル塀の場合、駐車場の中央部分にアクセントとして敷いてみてはいかがでしょうか。
グリーンをポイントに癒しのスペースをつくろう
手軽に雰囲気を変えたいなら、駐車のじゃまにならないよう、植物を植えるのもおすすめです。駐車場にも緑があると、ゲストにとって親しみやすい場所となるでしょう。常緑樹ならお手入れも簡単です。マイホームのパーキングエリアには庭と同じテーマの草花を置くことで、家全体に統一感が生まれます。
眺めるのが楽しくなるような場所を目指す
つい後回しになってしまいがちな駐車場ですが、建物の一部であることを改めて考えてみましょう。訪れる人や、道行く人は「同じ場所」として認知しているはずです。
住宅や店舗に違和感なく融け込み、眺めるのが楽しくなる場所を目指し、パーキングスペースをデザインしてみてはいかがでしょうか。
石材等のご参考に、最新カタログをご覧ください
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公開日:2015年07月02日
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