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ヨーロッパの住宅に学ぶシーリングファンの使い方

公開日:2015年07月09日

ヨーロッパの住宅に学ぶシーリングファンの使い方

地中海性気候によって、夏は暑いけれど湿気のないヨーロッパ。石造りの厚い壁で外気温の影響も受けにくいので、エアコンがない家もいまだにたくさんあります。そんな家の多くは天井に「シーリングファン」を設置し、賢く活用しています。

日本ではヨーロッパ風のおしゃれなインテリア……ぐらいに思われがちなシーリングファン。実は見た目だけでなく、日本の気候にも活用できる、便利な機能があるのです。その効果的な利用方法をみていきましょう。

シーリングファンの役割とは?

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へいくという法則があります。天井につけられたファンは、上下にわかれた空気を撹拌し、部屋の中に均等に行きわたらせることを一番の目的とした設備です。ヨーロッパ住宅の天井は高いので、その必要性は日本より高いといえるでしょう。

ヨーロッパの厚い石造りの外壁は外気温の影響を受けにくいので、直射日光が入るのを避け、シーリングファンを回すだけで夏場でもエアコン要らず。冬場は暖炉を使いますが、この暖かい空気を部屋中に行きわたらせる効果が、シーリングファンにはあります。このようにヨーロッパでは、単なるインテリアではなく、生活に密着した家電のひとつなのです。

シーリングファンをエコに活用しよう

部屋の空気を循環させるシーリングファンは、日本の住宅との相性も抜群です。エアコンと併用すると、さらに高い効果が得られます。

夏の上手な使い方

エアコンの設定温度をいつもより高めにしてシーリングファンを使います。環境省提唱の28度設定でも、冷たい空気がきちんと部屋中に行きわたるため、26度設定のような体感温度が得られるでしょう。遮熱カーテンとの併用や、部屋の向きなど、室内環境により効果のほどは左右されますが、それでもエアコンだけよりはエコといえるでしょう。 夏場は設定温度を1度上げるだけで、約10%の省エネができるという試算もあります。部分的に冷えすぎることがなくなるので、省エネで地球環境にやさしいだけでなく、室内環境も快適になるでしょう。

冬の上手な使い方

頭寒足熱が理想的なのに、冬の室内は足もとに冷たい空気が溜まりがち……。エアコンをつけてもなかなか暖かくならない上に、風量アップすると温風が顔に直撃し、肌の乾燥も進みます。そんなときこそシーリングファンが威力を発揮します。
天井付近に溜まった暖かい空気を、下の冷たい空気と循環させ、快適環境を作ってくれるのです。加湿器との併用など、湿度にも気を配ればさらに過ごしやすい室内になるでしょう。

寝室の設置には注意が必要

エアコンを多用すると、夏は冷えすぎ、冬は乾燥しすぎるなど、就寝時に望ましくない環境になってしまいます。そのため、寝室にこそシーリングファンがおすすめです。いつもよりエコな温度設定のエアコン使用で、快適な睡眠環境をつくることができます。
しかし、入眠時は小さな音でも気になるものです。実際に作動音を確認してから購入することをおすすめします。シーリングファンの軸が天井に対して垂直に設置されていないと余計な音が発生するので、取り付け時にも注意が必要です。また、モーター音が気になるときは、シリコンスプレーなどの潤滑油を使うと軽減されるでしょう。

シーリングファンでおしゃれに省エネ

インテリアとしてだけでなく、省エネ効果が見込まれるシーリングファン。年間を通して快適な室内環境を実現してくれる優れもの、ということがおわかりいただけたでしょうか。照明付きや後付けタイプなど種類も豊富なので、もっと手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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