住まいづくりのコンシェルジュ

サンワカンパニーが住まいづくりに役立つ情報をお届けします。

デッドスペースを有効活用!屋根裏部屋のつくり方と注意点

公開日:2015年11月19日

デッドスペースを有効活用!屋根裏部屋のつくり方と注意点

床下に部屋を設ける「地下室」。収納スペースとしてはもちろん、その気密性から音楽を楽しんだり、ホームシアターにしたり、趣味性に優れた部屋としても使用することができます。

「屋根裏部屋」とは、天井と屋根の間のスペースを利用して作る部屋のことです。デッドスペースになりがちな箇所を有効利用できるほか、秘密基地のようなイメージがあるため、子供の頃から憧れている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、屋根裏部屋の活用方法や、設置する上での注意点をご紹介します。

屋根裏部屋の意味と建ぺい率

屋根裏部屋には、「天井高が1.4m以下であり、階下の面積の2分の1以下の広さで、原則として梯子などが固定化されていない」という規定があります。この規定が守られていれば床面積に加算されないため、税制面で優遇されます。
規定の数値をオーバーしてしまうと、屋根裏部屋も「床面積」に入ることになります。たとえば、建ぺい率が60%に定められた地域で、階下の面積を建ぺい率ぎりぎりに取ってしまうと、屋根裏の設置は難しくなります。加えて、容積率(延床面積を敷地面積で割ったもの)の規定にも絡んできます。また、「階下の面積で、すでに建ぺい率や容積率の限度である」という場合も注意が必要です。
ちなみに、しばしば混同される「ロフト」と「グルニエ」ですが、これも屋根裏部屋の一種です。ロフトの場合は「部屋の上部にスペースを設けること」、グルニエは「天井~屋根の間に存在するスペース」のことを指すことが多いようです。

屋根裏部屋のメリットとデメリット

屋根裏部屋を設けるには、定められた規制をクリアする必要があります。しかし、設けることでメリットが得られることも事実です。屋根裏部屋のメリットとデメリットを比較してみましょう。

メリット

  • 収納スペースを増やすことができる
  • 屋根裏部屋を設けるには天井にスペースが必要になるため、必然的に天井が高くなり、階下でも部屋が広く感じられる
  • 居室に使うことができたり、物置にできたりと、さまざまな使用目的に使い分けられる

デメリット

  • 空調が難しい
  • 「持って上がる」「持って降りる」という工程が必要なので、重いものは収納が難しい
  • 140cmという制限があるため、大人は腰をかがめる姿勢になってしまう

屋根裏部屋の活用方法と設計について

屋根裏部屋は工夫次第でさまざまな用途があります。一般なのは、収納エリアとして使用することです。居住スペースとして使う場合は、高さが140cmと低く、熱がこもりやすいため、空調設備を整えるなどの工夫が必要です。気密を保つため、天井、または屋根にも断熱材が施されるのが一般的ですが、費用やデザイン性を考慮して選びましょう。空調設備や断熱材によって快適な空間になる屋根裏部屋は、書斎やアトリエ、寝室としての活用が可能になります。大人が立って歩ける高さではないため、座ってできる作業が中心になるでしょう。また、子供部屋としても有効です。

屋根裏部屋は、居住スペースにするか収納スペースにするかで設計や工事が変わるため、設計段階でライフスタイルに合わせた活用方法を決めておくことをおすすめします。その際、建ぺい率や床面積など、建築法の確認も忘れずに行いましょう。こうした注意点を踏まえた上で、ご家族のニーズにあわせて屋根裏を設けてみてはいかがでしょうか。

PAGE TOP

当サイトは、ベリサインのSSLサーバ証明書を使用して、
お客さまの個人情報を保護しています。

Copyright © 1999-2016 SANWA COMPANY LTD.