セカンド洗面のメリット・デメリットとは?
ご自宅に2台目の洗面台を設置するかどうか迷っておられませんか?最近は家に2台目の洗面を設置するご家庭も増えているようです。
今回はそんな「セカンド洗面」と呼ばれる洗面台についてご紹介します。2つ目の洗面スペースを設けることで、どのようなメリット・デメリットがあるかを考えてみましょう。
セカンド洗面とは?

セカンド洗面のメリット
わざわざ2つ目の洗面スペースを設けることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、セカンド洗面のメリットについて考えていきましょう。
洗面所が混雑しない
家族の人数が増え、朝の通勤や通学時間が同じになる場合、洗面スペースも取り合いになってしまいがちです。
そんなときは、2台目の洗面台や洗面ボウルがあれば、洗面所の混雑を防ぐことができます。
無駄な動線を防げる
洗面台や洗面ボウルが家に2つ以上あることで、家の中を無駄に歩く必要がなくなり、家の中での動線がよくなります。
例えば、1階と2階にそれぞれ洗面台を設置することで、わざわざ2階から1階に降りる必要がなくなり、2階の掃除や植物の水やりなどの水仕事が便利になります。
セカンド洗面のデメリット
配管の工事が必要になる
セカンド洗面のデメリットとしては、洗面台を設置するときに配管の工事が必要になることです。新築なら事前に配管を通す予定をしておけば問題ありませんが、リフォームやリノベーションで洗面台を追加する場合は、注意が必要です。
設置スペースが必要
セカンド洗面を設置するためには、追加でスペースが必要となります。設置可能な場所がもともと狭かった場合は、空間が「狭い」と感じることも出てくるかもしれませんので、設置スペースはしっかり確認しておきましょう。
セカンド洗面の設置場所
では、セカンド洗面はどのような場所に設置されることが多いのでしょうか?
セカンド洗面がよく設置される場所を紹介させていただきます。
玄関
玄関に洗面台を設置すると、帰宅時にすぐに手を洗うことが出来ます。特にお子様がおられる家庭には、手洗いやうがいを習慣化させるのに役立ちます。
また、来客時には玄関でお客様に手を洗っていただく事が可能となり、バスルームと併設されている洗面ルームの場合、わざわざそこに案内する必要もなくなります。
2階の廊下
2階に2つ目の洗面台を設置することで、わざわざ1階に降りる必要がなくなります。例えば、2階の掃除をするときに、1階に降りて水を汲みに行かなければいけませんが、その時間や手間をなくすことができます。
トイレ横
トイレ横にセカンド洗面台を置く理由としては、トイレの間取りが広く取れないため、洗面をトイレ内に設置できないことが多いです。
トイレの横にセカンド洗面を設置することで、手洗いスペースを確保できます。
寝室
寝室に洗面台を設置するご家庭もあります。洗面台を寝室に設置することで、パウダースペース用に利用したりすることが可能となります。
寝室のドレッサーでお化粧をする方は、小さな洗面ボウルを設置して、手洗いができるようにすると便利でしょう。
セカンド洗面の選び方
セカンド洗面を選ぶ際は、設置場所や洗面の種類を考える必要があります。
セカンド洗面を設置するときは、タオル掛けが付属されている物かどうかも確認しておきたいポイントです。
ボウル型
ボウル型の洗面は、設置したいスペースにあわせて設置できるのが一番のメリットです。
洗面ボウルはおしゃれで種類が多いので、玄関や廊下などの開けた場所に設置することで、インテリアとしても楽しむことが出来ます。
必要な場合は、ミラーを設置することでお化粧台としても活用することが可能です。
洗面台
洗面台タイプを選ぶことで、ミラーや照明、収納場所などの洗面以外の機能も利用することができます。洗面台は設置スペースが必要となるので、洗面台と設置予定のスペースの奥行きや間口を事前に確認しておくことが大切です。
タオル掛け
洗面台だけに気を取られて、タオル掛けがあるかないかを確認していなかったという失敗も多いです。
タオル掛けがない場合は、追加でタオル掛けを設置できるかも確認しておきましょう。
セカンド洗面のまとめ
セカンド洗面台のメリットデメリット、その選び方についてご紹介しました。セカンド洗面があるだけで、便利になることも増えるので、ぜひ設置を検討してみてはいかがでしょうか?