施主支給のありがちなトラブル(商品別)
商品別 施主支給のポイントとよくあるトラブル
メーカーや商品によって付属品の有無や部品の規格が違う場合があります。慎重に、よく確認して発注しましょう。発注ミスは部材購入費が増えるだけでなく、工事を予定していた工事担当者の日当やスケジュールの立て直しに直結します。
■カスタマイズできるものはとにかく慎重に発注!
(例)キッチン
サイズや形状、付属品の有無などとにかく確認箇所が多い商品です。慎重に確認しましょう。
トラブル例
- ・コンロ位置の左右(LR)を間違えて発注
- ・水栓の手配忘れ(付属有無の確認漏れ)
- ・手配した水栓が設置できない(適合確認不足)
- ・キッチンに搬入できない大きさだった。
- ・水道管につながらなかった。(設計調整ミス)
■関連部品の有無・規格はしっかり確認して発注!
(例)洗面ボウル
洗面ボウルと水栓、トラップ(排水目皿とパイプ)の3点が必要です。商品によって付属の有無や規格が違うので注意しましょう。
トラブル例
- ・水栓、止水栓、トラップなどの手配忘れ(付属有無の確認漏れ)
- ・ボウル形状の問題で水栓が合わない。
- ・輸入品と国産品で排水口の規格が違うことを知らずに合わない部品を発注。
- ・置台の耐荷重が足りずに損壊。
■破損、カットミスも計算に入れて余裕を持って発注!
(例)タイル
不足が出ると部材と職人さんの再手配が必要になります。余裕を持った発注を心がけましょう。
トラブル例
- ・カットミスなど予備を考えなかったため不足。再手配と工期遅れが発生。
- ・タイル素材と合わないモルタルを手配。
- ・タイルの重さに土台が耐えられず変形・破損。
- ・滑るタイル(床不可)を床用に手配。
■塗り方はもちろん塗る人も考えて発注!
(例)珪藻土
塗る厚みや2度塗りするかなど期待する仕上がりで必要量が変わります。またDIYの場合は特に余裕を持ちましょう。
トラブル例
- ・厚く塗りすぎ容量不足。
- ・1度塗りでは期待していた仕上がりにならなかった。