施主指定のメリット・デメリット
施主指定を考える方へ
施主指定(指名)とはひと言でいうと「設備・建材の選定業務を施工会社の代わりに務める」ということです。基本的に施工会社の選択の中から選ぶのではなく「好きなものを選定」できます。しかし施工会社の取り扱い商材の枠を超えるということは、施工会社に「通常とは違う手間とリスク」を背負わせることでもあります。メリット・デメリットをきちんと押さえておきましょう。
施主指定のメリット・デメリット
施主指定は、施主にとって好きな商品を指定できる=理想の空間づくりに近づけるメリットがあるものの、それを導入してくれる施工会社探しで苦労するかもしれません。ここでは施主指定のデメリットについても説明します。
- メリット
- 自分の好きな商品を自由にチョイスして家づくりができる。
- 住宅ローンに組み込むことができる。
- ・施主支給の場合は商品代金の支払いは施主が個別に行う必要があるが、施主指定は住宅ローンに組み込むことができる。
- デメリット(リスク)
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時間と費用に余裕を持っておく必要がある。
- ・施主指定を受けてくれる施工会社を探すのに時間がかかる可能性がある。
- ・施工会社の提示する商品と比較して手配・確認に時間が多く必要になる可能性がある。
- ・商品手配に手間がかかる場合、想定より多くの費用を請求される可能性がある。
デメリットの発生する理由

商品のサイズや重量など設置条件の確認は施工会社の取扱商品でも必要ですが、初めて取り扱うメーカーや商品の場合、下記の負担=コストが追加で生じてしまいがち。場合によってはお断りされる場合があります。
施主指定をやってみようと思ったら
多くの施工会社は施主の希望を叶えたいと考えています。あなたの想いをしっかり伝えましょう。
押さえておくべきポイントを確認してトラブルなく進めましょう。